2025/05/15デジタル小学新国語辞典
デジタル小学新国語辞典は、紙とデジタルのよいところを掛け合わせた、児童一人ひとりに合った使い方ができる個別最適な国語辞典です。
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紙の辞典のようにページをめくって言葉を探せるため、周囲の言葉もあわせて確認することができます。また、[つめ]と[はしら=ページの最初と最後の見出し語を示したもの]から探す機能も搭載しています。
紙の辞典と同じように、見出し語の並び順など辞典の使い方指導ができます。
[紙面ビュー]をそのまま拡大することも、言葉ごとに[説明ビュー]を見ることもできます。
電子黒板などに投影すれば、クラスで共有したい箇所や重要な言葉を示すことができます。
電子辞書のように、言葉を入力して検索することもできます。キーボード入力以外に、音声入力と手書き入力があるので、タイピングに不慣れな低学年からでも使えます。
また、「からはじまる/でおわる/である/をふくむ/をせつめいにふくむ」という検索方法の指定ができるため、関係する言葉をまとめて探すことができます。
検索方法を指定して、「○○」がつく言葉を探そうという課題や、「江戸時代」・「星」に関係する言葉を探そうなど国語科に留まらない教科横断的な調べ学習ができます。
説明文中の言葉やリンクされた関連語にジャンプすることができるので、わからない言葉・気になる言葉が出てくるたびに簡単に調べることができます。
[説明ビュー]の右上には「まえにしらべたことば/つぎにしらべたことば」に移動できるボタンがついているので、連続して調べたときは元の言葉に戻ったり関連語に行ったり来たりすることができます。
ポイントとなる言葉を決めて類義語や対義語を集めたり、説明文をしっかり理解することで関連する言葉との比較をしたりすることができます。
すべての言葉の[説明ビュー]には、[ふせん]と[メモ]をつけることができます。
[ふせん]をつければ、目的に応じて言葉をためて、一覧で確認することができます。
➀教師の事前準備として授業中に見せたい言葉を保存しておくことができます。②児童の学習として単元の意味調べをしたり、レポートや作文で使いたい言葉をストックしたりできます。
[メモ]には説明文をコピーして貼り付けることも可能です。[ふせん]と同様に、一覧でふりかえることもできます。
いつどのような状況で調べたのか、身の回りでどのように使われているのか、どんな例文が作れるかなどを記録し、言葉への理解を深めることができます。
[言葉の集まり]のページでは、各カテゴリに分類された言葉を一覧で見られます。一覧から[説明ビュー]を開けるので、[ふせん]や[メモ]を付与することもできます。
レポートや作文などの文章・内容にちょうどよいニュアンスの言葉がないか探したり、季語を確認しながら俳句を作ったりするなどの言語活動に利用することができます。
[わたし辞典]は、身近な言葉・地域や学校の言葉・新しい言葉・難しい言葉など、辞典に載っていない語句を自分で定義してオリジナルの辞典として作ることができます。
言葉について深く考えたり、調べ学習の一環として情報をストックしたりする活動に使えます。画面保存ができるため、作成した[わたし辞典]の共有・発表をし、意見交換をすることも可能です。
言葉を調べる(=[説明ビュー]を開く)と、[紙面ビュー]の見出し語の上に黄色いマーカーがつき、[調べた言葉ビュー]では日付順と回数順で一覧が見られるようになります。
前回の調べ学習の再開や、ふりかえりをすぐに行うことができます。
辞典だけでなく、他のアプリ(漢字スキル・ローマ字スキル・ムービー・CBT)で調べた言葉も記録されていきます。調べた結果は[調べた言葉マーカー][調べた言葉ビュー][調べたことばクイズ][メダル]に反映されます。
他のアプリで言葉を調べれば、辞典アプリで再確認することができます。
説明文を見てどの語なのかを答えるクイズを3種類用意しています。
●[きほんのクイズ]は全見出し語からランダムで出題されるので、基本語から未知語まで幅広く触れることができます。
●[仲間のことばクイズ]はカテゴリごとに出題されるので、各語の違いに注目することができます。
●[調べたことばクイズ]は調べた語の中から出題されるので、意味の再確認をすることができます。
一日の終わりに[調べたことばクイズ]で復習したり、ローマ字スキルのステップ4を実施した後に同じカテゴリの[仲間のことばクイズ]を実施して意味の理解を促進したりすることができます。
辞典を起動したときに表示される[きょうのことば]や各クイズで、知らない・気になる言葉を意味と一緒にどんどん目にすることができます。
決まった課題がないときでも、辞典を開いたりクイズに回答したりすれば言葉への理解を高めることができます。
重要語と最重要語を調べると[メダル]を取得することができ、成果として記録されます。 クイズは数字やグラフ・花のアイコンでどれだけ取り組んだのかがわかるようになっています。
可視化された自分の状況を見ると、調べることやクイズに取り組むモチベーションが高まり、継続利用につながります。
学習履歴では、「辞典を使った時間」「調べた言葉の数」「ふせんをつけた数」「ことばクイズに取り組んだ回数」「ことばクイズに正解した回数」「わたし辞典に保存した言葉の数」「メダルの数」を確認できます。また、全国・学校で調べられた言葉のランキング(児童用はランダム表示もあり)を見ることができます。
教師は各児童の数値から、学習意欲・言葉への関心度を見取ることができます。児童は自分の利用状況を確認できるだけでなく、「みんなの調べたことば」で他の人が調べた言葉に注目して自分でも調べてみたり、どうしてこの語が調べられているのか考えたりすることができます。